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知っておきたい原状回復の基礎

原状回復とは、借りていたマンションやアパートの退去時に、入居者が賃貸開始当時の状態に戻してから
オーナーに返還すること。
国土交通省では、以下のように取り決められています。

原状回復とは?原状回復基礎知識

原状回復には、「貸し主負担」と「借り主負担」があります。
どちらの負担になるかを判断するポイントは「借り主の故意や過失による傷かどうか」です。
契約内容によっても異なりますが、一般的な例をあげてみます。

借り主(退去者)負担 貸し主(オーナー)負担
  • 窓ガラスの破損(ひびや割れ
  • 障子や襖の破れ
  • タバコなどによる焦げや穴
  • その他、故意や過失による破損
  • タバコ(ヤニ)による壁の黄ばみや汚れ
  • 画鋲による壁の穴
  • 鍵の取り替え
  • 新入居者のためのリフォーム

原状回復、どこまでが義務?

原状回復の義務範囲は、入居者の故意や過失による損傷が中心です。
一般的に、外壁の劣化や汚れ、その他摩耗など、経年劣化や自然にできたものは含まれません。
ただし、自然損耗の判定は難しく、その内容については貸し主と借り主の協議によるものとなってしまいます。
澤田装飾では、20余年の経験から得た知識と技術からオーナー様のご要望に合わせたご提案やサポートをさせていただきます。
原状回復の負担も含めてお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

良くある質問

施工期間はどのくらいですか?
ワンルームで2~3日、ファミリータイプで5日くらいが目安です。
原状回復の内容によって施工期間が変わってきますので、詳しくはご相談ください。
空室になった部屋の壁に穴が。以前の入居者に請求できますか?
入居者に故意、過失がある場合は補修費用を請求できます。敷金内で補修できない場合は賃借人に請求しましょう。
ただし、前回張替えからの経年劣化、自然損耗の度合いによって請求額は変わります。
店舗の原状回復もできますか?
もちろんできます。店舗以外、事務所や病院などの原状回復にも対応いたします。
施工に立ち会いたいのですが……。
いつでも立ち会っていただけます。ご要望がありましたら、お気軽にお申し出ください。
対応地域外ですが、対応してもらえませんか?
可能な限り対応させていただきます。まずは当社までご相談ください。

業者の選び方

いざ原状回復を依頼しようにも、何を基準に業者を選べばよいのか迷われているテナント様も多いのではないでしょうか?
以下のようなポイントを抑えた業者を選べば安心です。

業社選びのポイント!

技術力、対応力が高いというのは当たり前。これはアフターフォロー体制も含めて過去の事例などを見せてもらって判断しましょう。
もう一点、注意すべきなのが、余計なコストがかかっていないかということ。
業者によっては、同じ施工内容でもコストに大きな差がでることがあります。
これは、下請けに発注することによって中間マージンがコストに反映されているからです。
当社では受注から施工、アフターフォローまで自社で一貫対応しているため、中間マージンが発生しません。
したがって、クオリティを落とすことなくコストを抑えることが可能なのです。

コストの抑え方

ムダな出費を抑えて満足いく仕上がりに!
知っているだけで役立つコスト削減のポイント!

原状回復は費用がかかりすぎる……とお悩みの方。ムダなコストを抑えて自己負担を軽減するには、抑えておきたい2つのポイントがあります。
ここではなるべく出費を抑えたいという方のために、コストダウンのためのポイントを説明いたします。

大手企業や管理会社から指定された工事業者の見積もりを見て「高い」と感じたことは
ありませんか?
オーナー様に多いのが、内容や価格に関係なく知り合いなどのつながりで業者を指定していること。
しかし、業者によっては下請けや孫請けに発注していることもあります。
すると、その度に中間マージンが発生するため、結果的に見積もりがムダに高くなってしまうのです。 当社のように受注から施工、アフターフォローまで一社で請け負う業者なら中間マージンが
発生しません。
そのため、同じ内容の施工でもコストを安くできるのです。
コストを抑えるためには、大手企業や管理会社にまかせきりにせずに、原状回復業者へ直接依頼することが大切です。

原状回復のコストを抑えるためには中間マージンを省くことが一番ですが、
「施工コストも抑えたい」という場合は、可能な場所は清掃で済ませるという方法がおすすめです。

キッチンやお風呂、トイレなど水回りは清掃によってかなりきれいになりますし、サッシ回りや壁も、汚れ具合によっては洗うだけで済ませることもできます。
床も同様に、清掃した上でのワックスがけや、カーペットのクリーニングできれいにできます。
原状回復だからといってすべてを交換しなくても、きれいになっていれば問題ありません。
清掃で済ませることでかなりコストを抑えることができます。

ただし、今後の入居者への印象を考えると施工コストは省かないほうがよい場合もあります。 結果的に部屋の価値が下がってしまったら意味がないからです。
当社では、プロの目線で将来的な展開も考えた提案をさせていただきます。